日本女性差別撤廃条約NGOネットワーク
Japan NGO Network for CEDAW (JNNC)



CEDAW 事前作業部会への
日本NGOによるブリーフィング

〜日本女性差別撤廃条約NGOネットワーク〜

 

日時 2003年2月3日(月)  午後3:00〜4:00
場所 ニューヨーク国連本部 第9会議室
委員側
出席者
4名
Mr. Goran Melander (スウェーデン) 議長
Ms. Sjamsiah Achmad (インドネシア)
Ms. Maria Yolanda Ferrer Gomez (キューバ)
Ms. Fatima Kwaku (ナイジェリア)
NGO側
出席者
(発言団体順) 5団体 13名
国際女性の地位協会(JAIWR) 大石由紀、山下泰子*、渡辺美穂*
日本弁護士連合会(日弁連) 安藤ヨイ子*、寺沢勝子、三木俊博
ワーキング・ウイメンズ・ネットワーク(WWN) 越堂静子、正路怜子、西村かつみ*、石田絹子
(通訳:大中裕子)
自由人権協会(JCLU) 斎藤文栄*、東沢靖
反差別国際運動日本委員会(IMADR-JC) 斎藤文栄*
レポート提出団体 日本婦人団体連合会
均等待遇アクション2003
VAWW-NETジャパン
石原都知事の「ババア発言」に怒り、謝罪を求める会
*発言者
 
会議内容
1. NGOの発言 (15:00〜15:25)
まず、議長より、日本からNGOが作業部会に来てくれたことへの歓迎の言葉のあと、NGO発言予定者は団体名と氏名を名乗った。(参加者名リストも記入のためにまわされる)。

作業部会担当委員4人と事務局に、NGOの用意したレポート(出席5団体+4団体)を配布した。

その後、NGO側は、国内での打ち合わせ通り、山下がJapan NGO Network for CEDAWについて説明したあとに、一団体4分の持分で順番に発表した

団体
発言者
発言内容(英語)
発言日本語版・質問票
1
NGOネットワーク
山下
全体紹介

発言日本語

2
JAIWR
渡辺
バックラッシュ・選択議定書批准・教育・ポジティブアクション・税制社会保障制度 発言日本語
3
日弁連
安藤
法的救済措置・従軍慰安婦問題・メディア・売買春・民法改正・DV 発言日本語
4
WWN
西村
労働における女性差別・間接差別・司法におけるジェンダーバイアス・条約の解釈
5
JCLU
斎藤(文)
人権委員会・公務員による差別発言・政治的/公的活動への女性参加・男性助産師
6
IMADR-JC
斎藤(文)
マイノリティ女性への複合差別 発言日本語
※レポートのみ提出した団体のレポート ( 英語 ・ 日本語訳 )
均等待遇アクション2003
2. 委員との質疑応答 (15:25〜16:00)
次に、委員との質疑応答があった。本来、1カ国20分間の予定ということだったが、今回は全体で1時間が割かれた。委員からは下記の項目についての質問が出され、質疑応答が活発に行われた。
 
・国内人権救済機関の独立性について
・政府レポート作成中および作成後にNGOとの対話の場はもたれたかについて
・トラフィッキング(人身売買)の現状について
・児童ポルノについて
・日本のマイノリティー女性について
・日本における貧困の状況は?
・パートタイム労働者の状況について
・移住労働者について
・先住民に関する条約の批准可能性について
・セクハラに対する法的救済について
 
3. NGOレポート提出の要請
 
最後に議長からは、NGOの完全なレポートをなるべく早い段階で、委員のメールアドレス宛てに、できれば29会期の一ヶ月前には送付してほしいとの要請があった。
(その後事務局からは、NGOとして一括したレポートを事務局宛てに発送してくれればそれを委員に転送する。日本のNGOとしてまとめておくってほしいとの要請があった)。
 
以上
 
お気づきの点、お問い合わせは、日本女性差別撤廃条約NGOネットワーク事務局(ngoreport@JAIWR.org)まで、ご連絡ください。
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