日本女性差別撤廃条約NGOネットワーク
Japan NGO Network for CEDAW (JNNC)


日本政府代表団とNGOの懇親会
報告

〜日本女性差別撤廃条約NGOネットワーク〜

日本レポート審議後、内閣府主催の日本政府代表団とNGOの懇親会(会費制)が開催された。

日時 2003年7月8日(火)  午後7:00-9:00
場所 Jimmy Sung (44th St. between 2nd and 3rd Aveの中華料理店)
主催 内閣府男女共同参画局 (会費制 30ドル/人)
出席者 日本政府代表団 15名
JNNC 57名
 
懇親会報告

  懇親会は、日本レポート審議が予定の5時を30分オーバーしてもなお時間が足りないという真剣な討議が行われた緊張した一日の夜に行われた。政府代表団もNGO(全員がJNNCメンバー)も会議場での熱気も覚めやらぬまま集合し、坂東真理子内閣府男女共同参画局長の挨拶で懇親会は始まった。坂東局長は挨拶の中で「自分としてはCEDAWと建設的対話をしっかりできたと思う」と、また、NGOの代表としてマイクを手にした元CEDAW委員の赤松良子国際女性の地位協会会長は「政府とNGOが互いに程よい緊張感を持ちながら、女性の地位向上に努力していることに感動した」とそれぞれ語った。
  懇親会は、坂東局長による政府代表団の紹介や山下泰子JNNC代表世話人による参加NGOの紹介などをはさみなごやかに進行した。政府代表団もJNNCメンバーもこれまでの長く激しかった道のりを振り返りながらも、会場のあちこちで「これからが本番ですね!よろしくお願いします」と互いに言葉を掛け合う姿が見られた。
  また、ブロードウエイでミュージカルを演出公演している宮本亜門さんが「日本女性たちが気になっていたので・・・」とサプライズゲストとなって参加したり、現地で仕事をしている女性たちも駆けつけてくれた。
  ニューヨークの夜の2時間は、あっという間に幕となり、政府代表団もNGOメンバーも翌朝帰国の途に着く人も多く、そそくさとホテルへの道を急いだ。それぞれの後姿には、仕事がひと区切りついた後の満足感と日本における男女平等達成への遠い道程を想いやる使命感があふれていた。

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