日本女性差別撤廃条約NGOネットワーク Japan NGO Network for CEDAW (JNNC) |
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『国連女性差別撤廃委員と語る日本の課題』 |
プログラム はじめに: 山下泰子JNNC代表世話人 講 演: シモノビッチ国連女性差別撤廃委員(日本フォローアップ担当)通訳付き 質疑応答:司会 居城舜子女性労働問題研究会代表 |
2009年7月23日(木)、ニューヨーク国連CEDAW(女性差別撤廃委員会)において、「第6次日本政府レポート」の審議が行われました。 この審議にむけて、JNNC(日本女性差別撤廃条約NGOネットワーク)は、NGO の立場から、日本における女性差別の実態をあらゆる機会を活用して、CEDAWに報告し、審議にはメンバー84名が参加。委員たちと日本政府代表団の質疑応答を見守りました。 審査を受けて2009年8月に委員会から日本政府におくられた「総括所見」には24項目に渡って、日本政府がとるべき行動を具体的に示した勧告がだされました。また、「総括所見のフォローアップ」として、審査から2年以内(2011年7月まで)に、政府は2つの勧告の実施に関する情報を提出するよう求められています<民法改正およびあらゆるレベル(特に学会、雇用、政治的・公的活動)での意思決定の地位への女性の参加引き上げの為の数値目標とスケジュール設定>。 総括所見の勧告は、「世界の女性の憲法」に照らして、日本が抱える課題そのものです。そのため、私たちは、この二つの勧告をはじめ、すべての勧告の実施にむけてのフォローアップが重要と考え、シモノビッチ委員を招聘しました。日本の課題を全国の皆さんと共有するまたとない機会です。 ふるってご参加ください! |
■シモノビッチ委員講演スケジュール (各地での企画に是非ご参加ください。) 8.28 (土)12:30〜14:30 国立女性教育会館(埼玉県)<研修棟2階 大会議室> |
ドゥブラヴカ シモノビッチさん(クロアチア) 2003年から国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)委員。 法学博士(クロアチア・ザグレブ大学)、コロンビア・ロースクール(アメリカ)客員研究員。 専門分野における主な活動は、クロアチアにおいて、人権センター運営委員、子どもの権利国内評議員、反人身売買国内委員、ロマに関する国内委員会委員、外務省ジェンダー平等コーディネーター。 2006から08年、女性暴力廃絶欧州評議会特別対策本部のメンバーなど各方面で活躍中。 |